赤仮を入れようの会

適当に考えたことの忘備録

KanColle Sortie Simulatorを使ってみよう③(2024/5/15更新)

KanColle Sortie Simulatorを使ってみようの第三回

今回は設定など細かな部分のお話です

 

1.データのセーブ・ロード・入力・出力について

"Save/Load Simulator Backup"を押すと以下のウィンドウが開きます

 "Download"を押すと入力した艦隊情報をファイル形式(*.kcsim)で保存することができます。

 "ファイルを選択"から保存したkcsimファイルを選択し、"Import All(Reload Page)"または"Impor t Player Fleets + LBAS Only"を押すと編成を再度展開することができます。

 "Import All(Reload Page)"は全情報読み込み、"Impor t Player Fleets + LBAS Only"は自艦隊のみ読み込みです

 "Reset All Data~"のボタンはConfirmにチェックを入れてから押すとシムをまっさらな状態に戻すことができます

 

"Import/Export DeckBuilder Format"を押すと以下のウィンドウが開きます

左側はDeckBuilder形式の艦隊コードを読み込ませる場所です

 空欄にコードをペーストして"Import"を押すと読み込ますことができます

 チェックボックスは読み込ませるかどうかの設定で、左上が出撃部隊、左下が基地航空隊、右の二つは道中と決戦支援。プルダウンメニューは読み込ませる方式の設定です

右側は艦隊情報を出力する場所です

 ”Export Text”は艦隊情報をDeckBulider形式のコードに変換・テキスト形式で空欄に出力してくれます

 "Open in DeckBuilder"は押すとデッキビルダーに出力されます

 ”Open in LBAS Sim”は押すと制空権シミュレータに出力されます

 

2.自艦隊の画面の設定について

赤枠:デッキビルダー形式の編成データコードの入力部

青枠:kc3から編成データの入力部 オレンジ枠:通常海域の敵編成の呼び出し

紫枠:消去ボタンとデッキビルダー形式の編成コード出力ボタン

緑枠:各ステータス入力部(運改修や耐久改修が反映されてない場合に修正する)

紺枠:特効の設定 上から火力特効 命中特効 回避特効

黄色枠:艦の状態設定 上は損傷状態の反映 中はcond値 下は燃弾の残量設定

茶枠:装備ボーナスの確認ボタン 黄緑枠:レベルに応じたステータスの自動反映ボタン

灰色枠:詳細データ表示 回避項とか命中項とか 水色枠:艦隊種別の選択

薄紫枠:陣形の選択(何に使うかわからない) ピンク枠:cond値全艦一括入力

 

赤枠:上が火力特効 下が命中特効

青枠:詳細データ表示 制空値や消費資源 半径など


"Use~ "から始まる3つのチェックボタンは、上から道中支援/決戦支援/友軍の使用手動切り替えボタン

 

3.Setting項について

i)退避関連

"Retreat on 大破"は大破で撤退するかどうかの切り替えボタン

 その下はダメコン所持艦がどのマス以前に大破した場合に撤退するかの設定

 

”FCF Settings”は司令部退避の設定

"Replace formation~"は退避の影響で指定の陣形を選べなくなった場合適当な陣形に切り替えるかの設定

 

”FCF Settings”をクリックすると以下のウィンドウが開きます

Require Los は索敵分岐の条件設定

 指定の索敵分岐マスまでにマップ索敵が指定値未満になると退避せずに撤退する

Require Ships with Surfade Raderは水上電探数分岐の条件設定

 指定の電探分岐マスまでに電探数が指定値未満になると撤退する

Require Ship Countsは編成分岐の条件設定

 指定の分岐までに指定の艦構成が満たせなくなったら撤退する

Never use onはこの艦は退避させない という設定

 

ii)特効設定関連

この二つは史実特効の自動入力設定ボタン 下の方は基本使わないので割愛

”Auto-Set Historical Bonuses”を押すと以下のウィンドウが開きます

"Simulator Preset”"Dewy"は特効のデータをどちらから参照するのかの設定

 前者の方が更新頻度が高いので基本前者を選択

"Set"は海域の選択 ”Node X”はマスの設定

"Accurasy/Evasion"は特効命中と特効回避の設定

 プルダウンメニューから選択。上から特効無し(手入力値は維持)、特効無し(手入力は上書き)、検証結果の数値を採用、火力特効と同値、火力特効の半分。

 命中と回避の特効検証は時間がかかるため比較的早くに検証が出る火力特効から推定して入力する方法が用意されています。

”Apply to Current”は手入力した特効倍率を残すかの設定。チェックを入れると上書かれる

”Start”を押すと上の設定にあわせて特効が自動適応される

 

iii)システム関連の設定

"Mechanics"以下のチェックボックスは対空カットインやフィット砲等、システム関係の使用切り替えボタン 基本オンのままでOK

 

"Day shelling Soft-Cap"以下の入力欄は火力キャップ設定

 こちらも基本いじらなくて大丈夫(火力キャップが修正されたときとかに使う

"Use default world6~"は空襲戦のコスト切り替えボタン

 第6海域の時はオンに

 

"Count use if HP~"はバケツを使う条件設定 (損傷%または入渠時間)

"Carry over ship HP~"はチェックを入れると上のバケツ使用条件が適応され、結果の所にバケツがコストとして計上される

”Carryover ship morale~”はシミュレート間でcond値の変動を持ち越すかの設定 

 cond値がどんどん下がっていくようでチェック入れないほうがよさそう

 

4."Show Advanced"項について

”Vanguard Evasion Bonus”は警戒陣の回避や命中の設定

 イベント海域の場合"Set Event Values"をクリック

 

”Special Attack Activation Rate”はタッチ発動率の設定。

 自動計算ではないので作戦室などで算出して記入が必要

 

"Use provisional B-25~"はB25の反跳爆撃の設定

 オンのままでいいはず

"Combined Fleet~"は連合艦隊に対して航空戦の補正

 上から味方通常航空戦/味方空襲戦/深海連合艦隊

 左が火力補正(基礎25との差) 右が命中補正(基礎95との差)

 第1艦/第2艦隊でわけて設定。基本触らなくてOK

"Arctic Camo Bonuses"は北方迷彩(北方バルジ)の設定

 Armour:装甲は+3 Evasion:砲撃回避補正は検証が見当たらず不明(キャップ後に+3程度らしい)

 

"Smokescreen Mods"は煙幕の設定 

 "Use Provisional"にチェックを入れると発動率の式に沿った発動割合を自動適応

 "Set Simulator's Suggested Values"を押すと回避補正が自動入力

 

”Shelling Range Tie ~”は同射程艦の行動順の偏りをDBのデータ通りにするか、それとも均等にするかの設定

どっちでも良さそうだけど、大和武蔵タッチをするときだけはチェック入れた方がよさそう

 

"Restore Defaults"は変更した設定を元に戻すボタン

"Watch a Sortie"はシム結果を動画として再生するボタン

"Simulate [  ] times and show statistics"はシミュレートを走らす回数の設定 最大10万-1回

"Go"はシミュレート開始ボタン

 

 

設定箇所が多く煩雑ですが、より正確なシミュレートをするには必須なので覚えてみてください

 

謝辞

白いひとさん

暇愚人さん

Thealliaさん

記事の校正ありがとうございました