昨日主魚電と魚魚水の火力の話をしたので今日はその使い分けについてです
まずはダメージの期待値について計算機で出してみます
試算に使う艦はD3魚電見で高火力の秋雲改二
Lv.99 運12~52 随伴配置 探照灯照明弾ありあり条件
使う計算機ははりねずみさん@hedgehog_hasira作成のこちらのスプレ
仮想敵は通常海域で最も固いヒ船団姫壊(装甲231) カスダメを消すために耐久1
命中はCIが97% 通常は60% CL2率は15%と13%としました
本題の前に主魚電見と魚魚魚水のダメージ分布の傾向について
魚魚魚水(赤色)は倍率が1.5倍で共通なのでcl1とcl2のピークが二つあるグラフになります
主魚電見(青色)はカットインが3種ある関係でピークが3つあるグラフになり、下振れと上振れが多い分散の大きなグラフになります
でここからが本題。
与ダメージについて一番火力の出るD3魚電見と魚魚水を比較しました
下画像は運12~52まで10刻みのダメージ上位下位5%・中央値・平均です
上位5%の値はD3魚電見が20~30ほど高くグラフの傾向通りD3魚電見に分があります
平均ダメージについてはほぼ差がありません
ということで平均的にダメージを与えたいときは分散の小さい魚魚魚水
上振れを狙わないといけない際にはD3魚電見が向いている傾向にあるといえます
ただこの考えは片手落ちで、D3魚電見の火力が魚魚魚水に比べてかなり高い秋雲の場合はこうなるというだけで、一般的な駆逐を使う場合やD2砲を使う場合に関しては異なってきます
ということでD3魚電見と魚魚魚水に差がない夕立に代えて再計算してみます
結果
夕立で見てみるとほぼすべての状況において魚魚魚水が有利という計算結果になりました
試算してないですがD2砲を使う場合も火力差最大6弱しかないので同じ結果になると思います
まとめると
ダメージ的に見た主魚電見と魚魚魚水の使い分けは、両者に火力差が20前後ある場合、例えば秋雲と夕雲型改二・島風でD3砲を使う時に上振れを狙うなら主(D3)魚電見。
それ以外は魚魚魚水となります。
火力が30以上離れていると主魚電見がいいように思いますがそのような状況はあまり思いつかないです。(追記:特効が1.5倍とかあると30差になりそうです)
使った計算結果
次に、装備構成的に見た両者の使い分けについても考えてみましょう
それぞれの装備的なメリットを挙げると、
魚魚魚水のメリット
1.魚雷2本でもいいのでスロが1つ開く
2.閉幕雷撃の強化
主魚電見のメリット
1.小口径主砲と見張り員装備によるPT命中補正
2.電探と見張り員装備による夜戦回避
3.電探装備によるマップ索敵の底上げ
4.うずしお対策
5.多少の昼砲撃戦の火力アップ
6.水雷見張り員が不要
具体例を挙げて考えてみると、
敵に潜水がいる場合は1スロ先制対潜できる魚魚ソ水
ボスが固い輸送には魚魚大発水
pt対策はどっちも行けるけど比較的主魚電見
道中に夜戦、多数の渦潮・強渦潮がある場合は主魚電見
マップ索敵が厳しい場合 主魚電見
魚雷の数や水雷見張りが足りない場合も主魚電見
マップ分岐で電探が要求される場合 主魚電見
というような運用になるでしょうか