3-2周回には「○○確殺に火力が○○あると良い」と火力の目安がいくつか言われていますが、シムで見た場合に火力目安がどうなるのか気になったので回してみることにしました。
シムにかけた編成
周回によく使われる矢矧1駆逐5の構成
駆逐枠には、差を明確にするために程よく弱い天霧を採用
装備については基本攻撃力が整数になるように☆9としました

調査① 周回への駆逐火力の影響調査
まずは周回を想定してシムにそのままかけてみます。
シムの条件は65%修理、敗北時のみ夜戦、キラ無、渦潮はややこしくなるので無し。
天霧の火力のみを変更し、各火力それぞれで50万回以上シミュレートを行いました

評定には、戦果とほぼ比例するとみられる"撤退率"と、資源効率に直結するとみられるボス勝利あたりのバケツ率(周回あたりのバケツ/ボス達率)を使用しました

結果の前に一つ補足
ここから先、駆逐の火力は基本攻撃力を基準として述べていきます。
基本攻撃力とは艦の素火力に装備の火力とボーナス、改修値を足して最低保証の5を足したものです。

こうする理由としては、表示火力(下画像の黄色枠)には改修分の火力が足されてない為、基準としてつかうには不適だからです。
反面、基礎攻撃力は確認しづらいのですが、作戦室を使うと簡単に確認することができます
右下!マークの上にマウスオーバーすると表示されます(赤枠部分)

結果
基本攻撃力を横軸、調査2要素を左右縦軸にとってグラフとしたのが下の画像です
(青が撤退率、赤が勝利あたりのバケツ率)

撤退率は基本攻撃力90前後から頭打ちの傾向となりました
これはおそらく1マス目のロ後期の反航確殺ライン89の影響が強いと思われます
(ほかにもチ級反抗確定中破87、ホ級反航確定中破の93、チ級同航確殺94などが複雑に絡み合っていそうです)

ということで、周回の観点から見ると基礎攻撃力90というのが一つの火力目標といえそうです。
一方バケツ率の方はというと、火力上昇にともなって成績が良化し続ける結果となりました。

これはボスマスの成績が伸び続けるためだろうと思われます。
(撤退率から見てボス前マスの成績は頭打ちしていそう)
ということで次はボスマスだけを切り出して個別に評定を行ってみたいと思います
調査② ボスマスへの火力の影響
ボスマスの評定はどの要素で計ればいいのか悩んだのですが、今回は周回速度に直結する"閉幕雷撃前に戦闘が終わっている確率"で評定したいと思います。
評定のために、駆逐の雷装値を0に変更、矢矧を同じステータスのあきつ丸に変更し、シム上で閉幕雷撃が発生しないようにしました。
これで閉幕雷撃前に終わる確率をS率から調べることができます。
(実はこのシム方法を残したいというのがこの記事を書いた第一のモチベーション)

シム条件はボスマスのみ、修理条件設定せず、夜戦は無し
1回目と同様に天霧の火力のみを変更し、各火力で50万回以上シミュレートを行いました。
結果
基本攻撃力を横軸、閉幕雷撃カット率を縦軸に取ったのが下の画像です

撤退率の調査から予想された通り、どこかで頭を打つという感じではなく、火力が上がれば上がるほど成績が良くなる傾向となりました。
ということで、ボスマスの評定では目標とすべき明確な火力値はなさそうです。
ただ、成績上昇の良い区間が2つあるので、ここは逃さないようにしたほうが無駄がなさそうです。

この2区間の要因としてはThealliaさんの考察が的を射ていて、どちらも輸送ワ級が原因だろうと考えられます。
左の区間が輸送ワ級同航非クリティカルワンパン域:基礎攻撃力77‐83、
右の区間が輸送ワ級反航非クリティカルワンパン域:基礎攻撃力97-104
とぴったり一致しています。

ということで、ワ級同航確殺の基礎火力83か、反抗確殺の104を満たすのが効率的にはよさそう。
現実問題として、基礎火力104を満たせる艦が時雨改三ぐらいしかいないので、基礎火力83の方が指標としては優秀でしょう。

これらから、ボスマスの評定としては
1.火力を増やせば増やすほど成績が良化する
2.明確な火力目標はなさそう
3.輸送ワ級同航確殺の基本火力83を満たすと効率が良い
といえそうです。
まとめ
シミュ的に見た3-2駆逐の火力目安は、
推奨値が基本攻撃力90、最低ラインとして基本攻撃力83あるとよさそう
周回速度的には火力はあればあるほどいい
でした
2024年6月27日現在で基本攻撃力90を満たせる艦一覧です

実際に運用する場合、回避や装甲、耐久、レベルなどいろいろな要素も絡んできますので総合的に見て艦を選択してください。
雑な考察になりましたが参考になれば幸いです
使用したシム計算結果
謝辞
Thealliaさん
ワ級の考察ありがとうございました
暇愚人さん
駆逐の火力ランキングありがとうございました